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機動戦士ガンダムSEED MAXIMUM 第三話
 第一話の完成のめどがつかないうちに第三話のアイディアが浮かんだので緊急更新(まさかひと月も更新しないとは…)

  本作での現状その一(プラント編)
 メサイアでの攻防戦後、プラントはラクス派とデュランダル派に分裂。
 善くも悪くもラクス・クラインの元に統一が取れているラクス派に対して、デュランダル派は現在後継者争いの渦中にある。
「結局はこんな馬鹿な男を捕まえただけか」
女海賊ジェニーが自らをあざけりながら言った。彼女の目の前にはギャブレット・ギャブレーが縛られている。
 あの後、バトリング会場での三つどもえの混乱から、例の少年はまんまと脱走していた。
 ギャブレーはジェニーに言った。
「つまりお前もあの少年に恨みがあるのだろう?ならば協力できる」
「ほう、私と取引する気か?」
 ギャブレーは言った「私のモビルスーツを返してくれれば、この屈辱必ず晴らしてやる!」

 第三話「この宇宙、逃げ足だけがたより」

 さて未だに名前が無いこの少年、自分が追われている事を知ってか知らずか、ただバトリングでの金儲けの失敗をどう取り戻すか考えていた。
「さーて弱った、さしあたり次の食事をどうしよう」
 すると彼の目の前に見覚えのある宇宙船が見えてきた。
「ん?ありゃいつぞやの船だ。確か食料庫は…」
彼は何やら良からぬ考えをめぐらせるとやがて勝利を確信した様な表情になった。
「よーし、まずはこれで…」

 その船に時ならぬ警報が響いた。
「どうゆう事だ?この空域にはこれといった敵は居ない筈だが?」
「しかし、これは大軍隊です!何故こんな事に?」
 やがて仮面の男フレデリック少佐がこの様子を見て言った。
「これは多分罠だろうが、しかしながら我々を甘く見ると痛いめに会うと言う事を思い知らせる機会だ。トゥエニー、頼んだぞ」
トゥエニーと呼ばれた少女は答えた。
「ふっ、私はあんな欠陥品とは違う。トゥエニー・フォウ、マキシマム出る!」
 モビルスーツが出撃するのをハッチの外から横目で見ている少年が居た。勿論例の彼である。
「こんな戦艦の警備システムなんて、俺の能力の前ではないも同然ってね」
やがて彼は一つの仕掛けを行った。
「さーて、これで今日の晩飯にありつけるぞ!」

 ブリッジに異変を告げる警報音が響いた。
「大変です、モビルスーツデッキに火災が発生しています!」
「いかん、大至急消火しろ。ブリッジは警戒態勢を取れ、この隙に強襲を受ける可能性がある」
 だが、こんな状況にも関わらず、攻撃が来る気配はなかった。フレデリックもさすがにこの状況をおかしいと思ったところで
「…ん、食堂に誰か居るのか?」
「まさか!ここに皆居ますが」
「…そうか。始めからこれが目的か!」
その頃食堂ではめぼしい食料を収穫した例の少年がそろそろとんずらしようと自らのマキシマムガンダムが自動操縦でこの船に接近するタイミングを待っていた。
 その時だった、突然の衝撃がこの戦艦を襲った。
「なっ、タイミングが早いぞ?」
ジェニーの船がマキシマムを発見したのだ。
「フフッ、今度こそ引導を渡してやる」

「こりゃ、予定変更だな!」そう言いながら少年は大慌てでスペーススーツに身を包んだ。
 そしてマキシマムに緊急コマンドを発信すると壁から離れた。すぐに船の壁が破れる。
 そんなことが起こっているのでブリッジのほうは混乱していた。
「一体なんだ?あれは連携しているのか?」
 一方少年はどうにかしてマキシマムのコクピットに飛び込んでいた。
「後は逃げるだけ、なんだけどなんかしつこそうな奴が居るなぁ」
目の前ではギャブレーのモビルスーツがマキシマムを睨みつけていた。
 「よくもこの私に屈辱を与えてくれたな!ここであったが百年目!我が怒りの前に沈むが良い!!」

「だからといって、はいそうですと素直に聞いてりゃ、命がいくつあっても足りないだろっ」

 彼はマキシマムの操縦桿を握ると、わずかな好きを見て一目散に逃亡を図った。
「ヘッ、この物騒な宇宙じゃ、逃げ足がもっとも重要ってね!…ん?何だありゃ?」
まずい事になったとさすがの彼も思った。彼の目の前にはトゥエニー・フォウのモビルスーツ、すなわちもう一台のマキシマムガンダムが迫っていた。
「貴様!何故私の前に現れた!」
「そりゃこっちのセリフだ!あんたを相手にしている暇はないのに!」
「うるさい、二度とお前を見ないためにも、ここで殺す!」
 そんな事をしてる間にギャブレーも追いついてきた。
 この様子を見たジェニーは部下に命令を下した。
「主砲の準備をしろ」
「あっ、姉さん!まとめてやるんですかい?」
「当然だ!このチャンスを逃す手は無い!」
 やがて主砲発射の準備が整った。
「悪く思うなよ。この死神ジェニーに関わったのが己の不幸と思え!」
 やがて三つどもえの争いをしているモビルスーツに向かって主砲が放たれた…
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